
視野を広げて栄養/チカラをつけよう
私 が住んでいるイギリスでは、夏になると野生のブラックベリーが、庭や公園や空き地などいたるところににょきにょきと元気にはびこります。ヨーロッパや北米 で何千年も貴重なビタミン源として食されてきたブラックベリー。私も犬の散歩にタッパーを持参して、たまに収穫しています。子供の頃につくしやよもぎを野 原で採っていたときのことが思い出されます。
アメリカのポートランドに住んでいた時、自然派で植物に詳しい知り合いと散歩していたときの こと。その人はある国を貧乏旅行していた時、自分で木の実やフルーツをどんどん見つけて食べていたので太って仕方がなかった、という強者です。私と散歩し ながらも次々と、「この実は食べられる」「これは薬になる草」「これはお茶にして飲むとよい葉っぱ」などと指摘しながら教えてくれたのです。たった30分 ほどの、しかも住宅街の散歩でしたが、私もその日を境に町を見る目が変わってしまいました。
アウェアネス(自覚、観察力、気づき)を広げ るとチカラに(栄養に?)なるということは、もちろん町の植物に限ったことではありません。たとえば色々な情報源を持って自分の視野を広げておくほど、あ るニュースや噂が流れた時など、惑わされずに的確な判断ができたり、隠された意味が見えたりすることもあるかと思います。
この『アウェアネスの道具箱』でも日常の中で視野を広げるヒントを掲載しています。ご参考にしていただけましたら幸いです。
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