〜ロンドン・カフェ便り(1)〜
「プ
ロフィール」にも書いたのですが、私は無類のコーヒーショップ/カフェファンです。コーヒーやケーキが好き、というのではなく、カフェで友人と語らった
り、人をなんとなく観察したり、パソコン持ち込みで勉強や仕事をするのが大好きなのです。博士論文も、このウェブサイトの内容も、ほとんどカフェで書き
上げました。図書館とは違って、良い香りのする中で皆が思い思いのことをしている、その雰囲気に囲まれながら、というのが良いみたいです。
考えてみたら、
カフェというのは、飲む、食べる、(そして排泄する)、人と交わる、勉強や仕事をする、内省する、休息する、など、人間としての大切な営みがすべて行われ
る凝縮した空間と言えるかもしれません。都会で孤立しがちな人たちが、無意識のうちに仲間やコミュニティーを求めて集まってくる場所という感じもし
ます。また、世の中の状態が今のようになってくると特に、「無駄は省いて節約」「我慢」「楽しみは二の次」という風潮が強まってきますが、それに対してカ
フェのような場は、何か「豊かさ」「余裕」「夢」といったもう一つの世界のスピリットを代表しているようでもあります。昔は人気のない自然の中が大好き
だったり、自分の家から何日も出なくても大丈夫、という時期もありましたが、どうも今の私は「都会の雑踏のまった
だ中で夢見る」時期にいるようです。

ア メリカのポートランドで学業にいそしんでいたときに、皆がパソコン持ち込みで何時間も居座っているような個性的なコーヒーショップが徒歩15分内に5、6 件あったのが、すっかりカフェ/コーヒーショップにハマるようになったきっかけです。でも本当はずっと以前から、映画『モダーンズ』に出てくるような、パ リの1930年頃に文化人のたまり場だったカフェの雰囲気にあこがれてもいたのです。

Cafe Cocoa / Brighton, UK
1年半前にアメリカを発ってから現在住んでいるロンドンに来るまで、色 々な国や街を訪れましたが、どの街でも着いたらまずは居心地の良いコーヒーショップやカフェをチェックするようになってしまいました。せっかくなので、今 では記念に写真も撮るようになりました。隠れてぱっと撮ったり、解像度の悪い携帯の時もあったりで、ゲイジュツ的ではないですが、雰囲 気だけでも味わっていただこうと思い、このページを作ってみました。どうぞお楽しみください。
ノルウェーのベルゲンにあるカフェにて。アートギャラリーやブティック併設の個性的なカフェでした。


カフェではないですが、ケルンで見かけた移動パブ!?です。お客さんたちがビールを飲みながらペダルをこいでいて、その原動力で乗り物が動いて行きます。飲酒運転とはまさにこのことですね。

ルーマニアの公園でチェスをするおじさんたち。ルーマニアは都心部以外はまだ外食する習慣が定着していません。カフェに集うのではなく、こんなふうに公園で集っているんですね。

ギリシャ人の友人たちが毎朝ギリシャコーヒーを入れてくれた、パトモス島の貸別荘のテラス。ギリシャでは、基本的にカフェは、地元の男性たちが朝、仲間とコーヒーを飲みながら談話する場所。観光客が多い場所以外では近寄りがたい雰囲気でした。

ブリュッセルの隠れ家的なショコラテリー。甘くない濃厚なココアがポットにカップ3杯分くらい
入っていて、しかも手作りチョコ2つ付きで出てきました。さすがチョコレートの本場!
ブリュッセルのアパートの近くにあったカフェ。
といっても、ベルギーのカフェはパソコン持ち込みという雰囲気のものが少なく、仕事はもっぱら家カフェでした。。。
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