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〜ロンドン・カフェ便り(5)〜 


前 回のカフェ便りの後に、またまたご近所に、それも家から一番近い場所に、カフェが新規開店してしまいました(笑)!イタリア人のお兄さんが元気にエスプ レッソや パニーニなど作っているお店で、店内にはイタリアの食材も所狭しと並んでいます。イギリスでカフェというと、だいたい2種類あり、ちょうど日本の立ち食い そば屋さんのような雰囲気でイギリスの油っぽい朝食やフィッシュ&チップスを出すところと、エスプレッソマシーンを置いていてちょっとおしゃれな感じのところとがありま す。 前者のタイプのカフェをはじめ、地味なお店が多いこの通りの一角に、女性も入りやすいカフェができたとあって、開店早々子供を学校に送り届けたお母さんた ちで毎朝にぎわっています。パソコンを持ち込める雰囲気ではないのが残念ですが、私も個人的に利用率が高くなりそうな予感です。

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メインストリートから離れているせいか、お値段が安めなのもうれしい。イタリア系なのになぜかポルトガルのお菓子もたくさん並んでいます。


カフェというのは本当におもしろい空間だとつくづく思 います。お客さんたちは、「本を読むため」「お店のケーキやコーヒーがおいしいから」「一人でも気軽に食事ができるから」と、頭で考えた理由があって訪れ るのですが、何か意識の表面にある以上のものに惹きつけられて集まってきているようでもあります。私の近所には何軒かカフェがありますが、他のお店よりも 人が集まっているお店というのは、物理的な理由の他に、そこにいるとなんとなく良い感じがしたり、幸せな気分になったりします。

先日ある カフェで過ごしてから、通りに一歩足を踏み出した瞬間に、別世界から現実に引き戻されたような強い感覚があり、二つの空間のあまりの違いに驚いたというこ とがありました。カフェは、日常空間とは違う、少し夢に近い場なのかもしれません。経済不況で、レストランは客集めで必死のところも多いようですが、カ フェはどこもわりとにぎわっています。レストランよりも安価で食事ができるということとともに、皆、日常と夢のはざまのような空間に身を置くことを求めて いるのかもしれません。

  
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数ヶ 月前に訪れた湖水地方で見つけた小さなフレンチカフェ&レストラン。店内にはかわいい小物もたくさん売られています。これでもか、というほどピンクやバ ラの甘ったるいモチーフが店内にあふれているけど、ここまでやってくれるとなぜか許せてしまうのが不思議。お料理が好きで仕方がないというふう なご主人と奥さまが二人で切り盛りしている、心のこもった夢いっぱいのお店でした。

   
カ フェで出される食べ物や飲み物にしても、材料や作り方という目に見えたり計測できること以外のことがきっと働いているんだと思います。「心をこめてお料理 する」とよく言いますが、私は食べ物には作った人の気持ちや心が、本当に何らかの形で入ると信じています。サンドイッチであれ、スープであれ、良い素材を 使うことはもちろんのこと、作っている人たちが幸せそうにしているお店で食べたり飲んだりした方が体に良いのではと思ったりします。また、そのようなお店 で出されるお料理はなんとなく生きがいい感じで、来る人たちも皆リラックスして居心地良さそうです。


     cafe1  これも湖水地方で見つけたB&B併設のカフェ。
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さ て、カフェ好きと食べ物好きが高じて、この度とうとう自分のカフェを開店してしまいました!名付けてCAFE HAVEN(隠れ家カフェとでもいった意味です)。。。といってもウェブ上での話。カフェの形を借りたレシピ集のページです。もしもよろしければ、右欄のリンク、またはこちらからご来店く ださい。

私 は昔から食べ物全般にとても興味があり、高校のころからレシピ本をみては色々と自分で作ってみたり、食品添加物や自然食品のことなど調べて親に共同計画購 入に加入してもらったりしていました。かといって、模範的な食事をしているわけではなく、状況や気分によって色々です。先ほども書いたように、材料や作り 方など物理的なこと以外の要素も働いていると思いますし、個人の体質やその時の体調というものもありますので。

そ れでも家での日々の食事は、自分なりに集めた情報をもとに、体に良さそうなものをなるべく調理するようにもしています。最近家に招いた友人にレシピを聞かれることが多 くなったことや、食品が脳や体に与える影響が私の専門の臨床心理学とも関係があることなどから、レシピをウェブサイトにアップすることを突然思い立ったと いうわけです。     



  
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繁華街からは少し離れたところにあるけど、しっかり地元のファンが定着しているきさくなオーガニックベーカリー&カフェ。右の写真は店内で売られている手作りミューズリーです。数ヶ月前に改装してよりゆったりした店内に。



CAFE HAVENは、自分がオーガニックカフェを開くならこんなレシピで。。。という内容となっています。まだまだレシピは少ないですが、これから数を増やして行く予定です。気軽にお茶しに立ち寄る気分でブラウズしていただけましたら幸いです。

このお知らせを知人たちに出したところ、実際にインターネットカフェを開店したと勘違いした人たちが続出(笑)!訪れた人たちが皆幸せになるような、夢のあるカフェをいつか本当に開くことができたら素敵です。



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これは隣町に住む友人夫婦御用達の隠れ家的カフェ。住宅街の一角に静かな空間を作り出しています。
                     
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以前ご紹介したフランス風カフェの二階はなぜか薄暗いモロッコ風の空間。あまり二階には人が上がってこないので、友人とカード占いなどしたいときにはこのコーナーで。屋根裏部屋みたいな落ち着く雰囲気。



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自 然化粧品やアロマオイルを売るお店、オーガニックカフェ&デリなどが並ぶロンドンのニールズヤード。観光客でごった返すコヴェント・ガーデン近くの道を一歩入る と突然小さな三角形の憩いの空間が現れます。20年前よりだいぶカラフルできれいになったけど、昔の独特な雰囲気もちょっと懐かしい。

     


CAFE HAVENを開店したところで、このロンドンカフェ便りはしばらくお休みにする予定です。これまでご愛読してくださった方々、どうもありがとうございまし た。またカフェの写真がたまったところで再開するかもしれません。その際には、またどうぞよろしくお願いいたします。


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